65歳からの住まい仕様1
今回から今の家が65歳からの住まい仕様になっているかチェック項目を挙げていきたいと思います。
第1回目は玄関です。
玄関は歳を重ねると不便になる事も多く、使わなくなる場合もあります。
まず、十分な広さは有りますか?広さがあれば、靴を脱ぐ為に腰掛けるスペースが確保出来ます。
次に玄関の間口(玄関ドアの面の幅)は引戸が収まる大きさがありますか?車いすになると引戸の方が出入りがしやすくなります。
それと、これは1階床面の高さとの兼ね合いもあるのですが、上がり框の高さは出来るだけ抑えられると良いかも知れません。歳をとると思ったほど脚が上がらなくなるので、玄関から上がるときに大変です。どうしても高さが高いときは式台等置いて玄関から上がるのを二段にするのもよいかもしれません。
次にこれは盲点なのですが、玄関は十分に明るいですか?新築の際に玄関の照明はあまり気にしないことが多いので注意が必要です。年齢を重ねると暗いと見えづらくなりますので、明るくすることが大切です。人感センサー等でゆっくり、なおかつ明るくなる照明にしたいものです。
若いときは気にならないことが、65歳からの住まい選びでは大切なことになる場合があります。是非参考にしてみてください。